健康の話(ロゴ) <目次>・「クスリ」は「リスク」・花粉は悪者?~花粉症の仕組み~・コロナ禍での衛生意識が逆効果!?・どう改善していく? 「来た来た、春の香り…」といえる内は幸せです。「来た来た!花粉!」と目や鼻にダメージを受け、毎年憂鬱になっている方が多くいると思います。そんな花粉症の「意外と知らない事実」をお伝えいたします。 「クスリ」は「リスク」 薬の効果として、症状の緩和を求めることは良いのですが、薬には少なからず副作用があります。ある薬の副作用を抑えるために胃薬が処方されることがありますが、薬を多用している人が胃薬を2種類飲んでいた…なんて恐ろしいこともよくあります。自分でどのような効果がるのか、副作用が出る可能性があるのかを必ず確かめてください。「たいしたことないけどお守り代わりに薬を使用する」ことは絶対に避けましょう ・抗ヒスタミン剤眠気・体のだるさが出るものがあります。例:車の運転・危険な作業注意!緑内障の悪化・おしっこの障害・口の渇き。※第二世代は第一世代に比べて副作用が少なくなっています。・点鼻薬長期間使用することで、かえって鼻の粘膜を悪化させてしまうことも… ・ステロイド剤胃潰瘍・糖尿病・高血圧の人は使えない。使用し続けると糖尿病・白内障・心筋梗塞・歯がボロボロ… 花粉は悪者?~花粉症の仕組み~ いいえ「免疫が過剰に反応しているだけ」なんです! 体を守るのは多種多様な「免疫細胞」。それぞれが役割をもっており、他の細胞と連携しています。今回花粉症でフォーカスするのは「ヘルパーT細胞」。「ヘルパーT細胞」は入ってきた敵次第で「Th1」と「Th2」いう免疫細胞に変身します。「Th1」はウイルスや細菌担当「Th2」は花粉・ダニ・アレルゲン担当 この2つはそれぞれが抑え合うようにバランスを保っています。 しかしバランスが崩れ「Th2」が増えた時に、無害なはずの花粉を攻撃し、鼻水・鼻づまり、目のかゆみ等の症状が出てしまうのです。 実は赤ちゃんが産まれてくる時は「Th2」が多い状態なんです。そして、外遊びなどで身の回りの中にある弱いウイルス・細菌と闘う=「Th1」が発達し、バランスが整っていきます。例としてわかりやすいのは子どもの「食物アレルギー」。重症な場合は別として、成長に伴い症状が改善し、食べられるようになったという話しはどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか? コロナ禍での衛生意識が逆効果!? ただ、近年は特に除菌グッズなど衛生商品があふれ、どこかに出入りする度に使用することが暗黙のルールになっています。しかしその都度外からの菌からガードしてくれる常在菌(体に常にいる菌)も除菌グッズで一緒に排除してしまっているのです。そのことによりウイルス・細菌に対抗する「Th1」をうまく増やせないことが問題になっています。また、都心部では特にPM2.5や大気汚染が原因でアレルゲン担当の「Th2」がより活性化され、花粉症を誘発させてしまうのではないかという恐れもあります。多くの人が出入りする場所で「除菌は当然」という場合もありますが、何事もやりすぎはいけません。生後間もない赤ちゃんは別として、大人も子どもも「いつ・どうして必要か」を考えながら衛生環境を整えていきましょう。 どう改善していく? 自分の「免疫細胞」を鍛えましょう!…とは言っても具体的にどんなことをすればよいのかが気になりますよね。ここでヒント…免疫細胞が多く活動している場所はどこでしょうか?………さあ、お答えは出たでしょうか?…ご存知でしたか?免疫細胞の約70%は腸にあるんです。免疫細胞を鍛える近道は「腸内を整えること」となります。 腸内の菌は3種類に分類されます。 この3種類の内、「善玉菌」を増やせば良いのです。ただ、同じ種類がたくさん増えてもあまり意味がありません。多種多様な善玉菌がいることで悪玉菌の居場所を減らし、日和見菌を味方につけることができます。では、善玉菌を増やすためには、何をしたら良いでしょうか?それは、あなたも聞いたことがあると思います。納豆やお漬物、チーズ等「発酵食品」を日常的に食べることです。そして善玉菌のエサとなる「食物繊維」も合わせて摂ることで善玉菌が活性化します。1日3食と考えると、1か月で約90回…1年間で約1095回も身体に良いことができるチャンスがあるのです。(2食・間食で4・5食の方もいるかもしれませんが…) そして、プラスしてオススメしたいことは乳酸菌・酵母菌を発酵させた「乳酸酵素」を取り入れることです。けんこうくらぶのラテリアには「プラチナ(白金)ナノコロイド」が配合されています。プラチナは抗酸化作用・活性酸素の除去効果があり、今注目されているんです。 ラテリア プラス(プラチナ入) 900ml 12,960円(税込) 商品購入ページ ラテリア プラス(プラチナ入) 2000ml 23,760円(税込) 商品購入ページ 日常の中で少しずつ取り入れていく…ちょっとの工夫で健康の道がひらけそうですね。 Write by 円