けんこうくらぶ

お肌は外へ向けての一方通行!

お肌は外へ向けての一方通行3-01

<目次>

・美容液が「浸透する」っておかしくない?

・お肌のしくみ

・スキンバリア(角質層)が弱る原因

・意外と知らない 石けん(界面活性剤)の違い

美容液が「浸透する」っておかしくない?

問題です。皮膚は胃や腸のように【吸収する器官】でしょうか?

よく考えてみてください。

汗をかく…
皮脂が出る…
角質を出す…

肌は全て外に出していますよね。

=「排泄器官」なのです。

お肌のしくみ

お肌は様々な層が重なりあっています。
一番外側の「角質層」はバリアの役割をしています。

その下には水などあらゆる成分を入れないため「タイトジャンクション」という細胞同士を接着する機能があります。

これが可視化できるようになってから、
化粧品のキャッチフレーズ「浸透する」には
※印がつき、「角質層まで」と出るようになりました…

角質層は0.02㎜(ポリ袋1枚分)!
はたして「浸透」と言えるのでしょうか?

肌を守るためには、良いものを入れるのではなく、

「肌にダメージを与えない」ことが大切!

スキンバリア(角質層)が弱る原因

    ・加齢
    ・紫外線
    ・界面活性剤
    ・ステロイド剤
    ・美容液内の毒性物質

肌を保湿したいのであれば
「バリアをいかに壊さないか、肌に優しい物を使うか」がポイントです!

上記の中でも「界面活性剤」は毎日の洗顔・お風呂で使く、一番変化がわかりやすいです。

油のついたお皿は水で洗っても油が取れないように、水と油は混ざりませんよね。
そんな2つの間を取り持つのが界面活性剤。「水と油を混じり合わせる」ものです。

 

界面活性剤自体はお肌が喜ぶものではありません。

しかし、角質などの「汚れを落としきる」というメリットの方がとても大きいのです。

意外と知らない 石けん(界面活性剤)の違い

石けん(界面活性剤)は「固形」と「液体」で同じ性質ですが、
より肌に優しいのは【固形石けん】です。

この2つは原料・製法・成分 などが異なる、まったくの別物なのです。

固形石けん

牛脂・パーム油・米ぬか油などから作られる

「天然 界面活性剤」

液体石けん(合成洗剤)

石油から作られる

「石油 界面活性剤」

お肌は「弱酸性」です。
しかし、汚れを落とすには反対の「アルカリ性」が強ければ強いほど汚れが落ちます。

アルカリ性が強い=ダメージがあることになりますが、「固形石けん」は
水で洗い流すと界面活性作用を失う性質(一次分解)を強く持っているのです。

=たっぷりの水で洗い流せば、お肌の上に界面活性剤が残りづらい
→お肌にダメージを与えにくい
というメリットがあります。

 

けんこうくらぶのオススメ

固形石けんの中でも特にオススメなのは
敏感肌の方やアレルギーの方も安心して使用いただける「パンパニ石けん」です。

パンパニ石けんは日頃から痒みに悩んでいた患者さんのために
看護師さんが開発した優しさあふれる商品です。

よもぎと固形石けんを組み合わせはお肌に優しく、
地球環境にも配慮したものです。

パンパニ石けん

880円(税込)