お肌は外へ向けての一方通行! <目次>・美容液が「浸透する」っておかしくない?・お肌のしくみ・スキンバリア(角質層)が弱る原因・意外と知らない 石けん(界面活性剤)の違い 美容液が「浸透する」っておかしくない? 問題です。皮膚は胃や腸のように【吸収する器官】でしょうか? よく考えてみてください。汗をかく…皮脂が出る…角質を出す…肌は全て外に出していますよね。 =「排泄器官」なのです。 お肌のしくみ お肌は様々な層が重なりあっています。一番外側の「角質層」はバリアの役割をしています。その下には水などあらゆる成分を入れないため「タイトジャンクション」という細胞同士を接着する機能があります。 これが可視化できるようになってから、化粧品のキャッチフレーズ「浸透する」には※印がつき、「角質層まで」と出るようになりました… 角質層は0.02㎜(ポリ袋1枚分)!はたして「浸透」と言えるのでしょうか? 肌を守るためには、良いものを入れるのではなく、 「肌にダメージを与えない」ことが大切! スキンバリア(角質層)が弱る原因 ・加齢 ・紫外線 ・界面活性剤 ・ステロイド剤 ・美容液内の毒性物質 肌を保湿したいのであれば「バリアをいかに壊さないか、肌に優しい物を使うか」がポイントです!上記の中でも「界面活性剤」は毎日の洗顔・お風呂で使く、一番変化がわかりやすいです。油のついたお皿は水で洗っても油が取れないように、水と油は混ざりませんよね。そんな2つの間を取り持つのが界面活性剤。「水と油を混じり合わせる」ものです。 界面活性剤自体はお肌が喜ぶものではありません。しかし、角質などの「汚れを落としきる」というメリットの方がとても大きいのです。 意外と知らない 石けん(界面活性剤)の違い 石けん(界面活性剤)は「固形」と「液体」で同じ性質ですが、より肌に優しいのは【固形石けん】です。この2つは原料・製法・成分 などが異なる、まったくの別物なのです。 固形石けん 牛脂・パーム油・米ぬか油などから作られる 「天然 界面活性剤」 液体石けん(合成洗剤) 石油から作られる 「石油 界面活性剤」 お肌は「弱酸性」です。しかし、汚れを落とすには反対の「アルカリ性」が強ければ強いほど汚れが落ちます。アルカリ性が強い=ダメージがあることになりますが、「固形石けん」は水で洗い流すと界面活性作用を失う性質(一次分解)を強く持っているのです。=たっぷりの水で洗い流せば、お肌の上に界面活性剤が残りづらい→お肌にダメージを与えにくいというメリットがあります。 けんこうくらぶのオススメ 固形石けんの中でも特にオススメなのは敏感肌の方やアレルギーの方も安心して使用いただける「パンパニ石けん」です。パンパニ石けんは日頃から痒みに悩んでいた患者さんのために看護師さんが開発した優しさあふれる商品です。よもぎと固形石けんを組み合わせはお肌に優しく、地球環境にも配慮したものです。 パンパニ石けん 880円(税込) 商品購入ページ