「旬」は合理的!季節の食材を食べる意味 <目次>・①「旬」はたくさん採れる時期という意味だけじゃない・② 季節ごとに身体が欲する栄養が摂取できる・③ 旬なものはお手軽なお値段で手に入る・④ 日本人は昔から知っていた!「旬」を大切にする心・まとめ スーパーでトマトなど一年中販売される野菜が多い昨今、「旬」を意識した食べ方が栄養面でも身体面でも良いことをご存知でしょうか?同じ食べるなら「旬」に食べなきゃもったいない! ①「旬」はたくさん採れる時期という意味だけじゃない! 栄養価が高い時期のこと 同じ野菜でも「時期」によって栄養価が全く違うんです!今回はトマトとほうれん草のそれぞれの栄養素で比較していきます。夏野菜のトマトは7月が旬です。冬時期にスーパーに並んでいるものと比較してみると約2倍の開きがありました。また、冬が旬のほうれん草は一番低い9月と比べて約4.9倍の差があったのです。 ② 季節ごとに身体が欲する栄養が摂取できる あなたは夏に鍋料理を、冬に冷やし中華を無性に食べたくなることはありますか?よほどの好物じゃない限り、季節にそぐわない料理を食べたいと思わないですよね。もちろん身体も同じで、夏には身体を冷やすもの、冬には身体を温めるものを求めています。「身体の声を聞く」ことで体調管理がしやすくなります。 冬に溜った老廃物を出す 眠っている身体を起こす ・キャベツ・新じゃが・たけのこ・たらの芽・菜の花・ふきなど 水気や酸味で、 からだを冷やす ・きゅうり・トマト・えだまめ・オクラ・なすなど 冬に備えて身体に エネルギーを蓄える ・銀杏・ゴボウ・栗・さつま芋・里芋・松茸など 身体を温める ・かぶ・大根(生だと冷やす物)・小松菜・長ネギ・百合根など ③ 旬なものはお手軽なお値段で手に入る すでに体感されていると思いますが、「旬」だと生産量が多くなります。したがって流通量が多くなり、店頭での価格が安くなります。手に取りやすい時期にたくさん食べて、それぞれの時期を乗り切りましょう。 ④ 日本人は昔から知っていた!「旬」を大切にする心 現代では農業・漁業に従事する方が少ないですが、昔はほどんどの方が衣食住に関わる仕事をしていました。その中で培われた文化は特に「和食」という形で脈々と受け継がれています。江戸時代から続く老舗料亭「なだ万」の『なだ万高輪プライム』の2021年春ランチ「にぎわい」のお品書きを見てみましょう。 春が旬の食材に赤く印をつけています。・桜海老・アスパラ・鱒(ます)・鯛・花山葵・菜の花・蛍烏賊(ほたるいか)・新玉ねぎ・たけのこ・椎茸…春が旬の食材だけではなく、調理法も工夫されているので、五感すべてで春を感じられますね。 まとめ 輸入やハウス栽培で一年中スーパーで手に入る時代ですが、「旬」を味わうことは身体のため、豊かな食文化のために必要なことがお判りいただけたでしょうか。けんこうくらぶでは北海道で農薬に極力頼らない、頑張る生産者を応援するために有機野菜の販売を行っています。ぜひ一度野菜の時期、生産者のこだわりを以下バナーからご覧ください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓