けんこうくらぶ

製造工程

工場見学ツアー。

材料はシンプル、製造工程も一部公開しますが、
他では真似のできないほど時間をかけ、大切に育ています。

①黒糖の準備

まず、潮風をたっぷり受けミネラル豊富な黒糖を溶けやすいサイズに割ります。元は30kgのブロック状なんです。

乳酸菌と酵母菌を発酵させるのために糖分をが必要になります。

ラテリアが仕上がった時には乳酸菌の酸味が全面に出ているので、味覚で感じることはありませんが、ミネラルたっぷりの沖縄・波照間島の黒糖は最高の材料です。

②3tタンクに水と黒糖を入れる

3tタンクは小柄な女性なら30人ぐらいは入れる大きさ(約160cm×180cm×150cm)
先にNASA開発の超極小のフィルターを通した純水を入れておきます。水の100万分1のサイズの分子だけのお水なので舌触り滑らかです。

そこに先ほど砕いた黒糖をどんどん投入!
3tに対し黒糖が1kgでも違えば違うものになってしまうので計量は慎重に行っています。微生物はデリケートなのです!

黒糖が溶けやすく、乳酸菌も動きやすい温度に調整。-20度❄️になることもある極寒の北海道でも、工場内はあったかいです。

③乳酸源(乳酸菌・酵母菌)を入れる

これはラテリアの命。乳酸菌と酵母菌の培養タンクです。

この培養タンクから水・黒糖が入れてある3tタンクへ移動します。

④90日間「発酵」待ち

水・黒糖・乳酸菌と酵母菌。これで全て入りました。
材料はたったこれだけ。こだわりの原材料を使い、安心安全です。

これから90日間、タンクの中で起こるのは
乳酸菌と酵母菌の共棲培養という名の「発酵」。
クラシック音楽を聴きながら、
ミネラルたっぷりの黒糖をエサに乳酸菌と酵母菌が育っていきます。

ちなみに、水面で動いている泡は黒糖に含まれていた酸素のためじきに消えます。

⑤「発酵」後、「熟成」タンクへ

約90日間の発酵期間を終え、様々な検査を通過できれば、熟成タンクへ移動します。この工場には巨大な6tタンクが20基もあり、北海道で一番多いそうです。
タンクの高さは約3.5m、2階の床と同じ高さです。2階の事務所の窓からタンクが見えるのですが…高所恐怖症は足がすくみます…。

次の工程に入るまで、この熟成室でもクラッシック音楽をじっくり聴かせています。

⑥様々な検査

1年以上の時を経て仕上がった乳酸酵素ラテリアに最後の関門。
人の味覚で確認する官能検査をはじめ、機械でのpH検査など様々な検査が待っています。

社員全員で行うので工場の方はもちろん、新人の事務員もこの時ばかりは「検査官」です。
○十年以上飲んでいるベテランから「良く仕上がってるね~」の一言が聞けると、みんな胸をなでおろします。

⑦容器への充てん作業

明日までに600本用意!となっても機械は使いません。
目視で液の状態、容器の状態を確認しながら作業することが創業以来の「こだわり」です。
ラベルシールもパッケージに入れることも全て人の手で行っています。

ラベルは誰がいつやっても常に同じように貼れるように、秘密の工夫がされているんです。

⑧完成!

出荷されるまでクラシックの流れる倉庫で保管。
乳酸菌たちは静かに眠って待っています。

次に目覚めるのはあなたのお腹の中です。

腸活・美容について、詳しくは以下からご覧ください。